レボグリップ NPAT製

レボグリップNPAT製

 

 

レボグリップの特徴

  • 既設鉄骨との溶接が不要
  • 梁との接合にボルト孔開けが不要
  • 新しい横滑り抑制構造を考案
レボグリップ

 

 

レボグリップとは?

既存の鉄骨構造のH形鋼に、設備用架台やぶどう棚の吊元をボルト孔開けや溶接を行わずに高力ボルトで挟み込む従来の接合方法に対して、鋼球による支圧接合で固定することで更に横滑りにも対応した新しい発想の接合材料です。

レボグリップ

レボグリップなら 従来の方法では
接合方法
水平力
・H鋼とガセットプレート間の鋼球が均等に食い込み水平抵抗力が発揮する
・鋼球の支圧による接合効果で塗装の影響を受けない
・H鋼フランジ端部で軸力を発生させてH型鋼とガセットプレートの摩擦で保持する
・摩擦面が塗装されている場合、摩擦強度が変わるため塗装の撤去が必要
設計強度
・H鋼とガセットプレートの鋼と鋼の支圧強度算出により明確に設計強度を算出できる ・表面の錆、塗装の汚れ、スパッタ等の付着状態により摩擦強度が変わるため設計強度が不明確である
ナット締結
・QCナットのプラグ破断により、締付け終了
・計測工具なしに一定のトルク管理が可能
・電動工具(インパクトレンチ)による簡単締付け
・数値管理の必要がない
・トルク管理が必要だが、トルク管理数値が不明確
・トルク計測器にとる数値締付け
・高所での締付けは危険を伴う

 

用途例

耐震天井ブレース接続例

耐震天井ブレース接続例

設備架台設置例(耐火被覆:吹付け鉄骨梁に対して)

設備架台設置例(耐火被覆:吹付け鉄骨梁に対して)

設備架台設置例(耐火被覆:巻き付け式耐火被覆に対して)

設備架台設置例(耐火被覆:巻き付け式耐火被覆に対して)

製品内容

CT鋼ガセットプレート寸法

CT鋼ガセットプレート寸法
CT鋼ガセットプレート寸法
CT鋼ガセットプレート寸法

※CT鋼ガセットプレート1枚の取付けに対して、レボグリップは2組必要

レボグリップ製品構成

レボグリップ製品構成
レボグリップ製品構成

品番

ガセット付き
フランジ幅 品番
100mm RGS-100
125mm RGS-125
150mm RGS-150
175mm RGS-175
200mm RGS-200

ガセット無し
フランジ厚
品番
錆止め仕上げ ドブ
~19mm RG DRG
20~29mm RG-20 DRG-20
30~39mm RG-30 DRG-30
40~49mm RG-40 DRG-40
50~59mm RG-50 DRG-50

※ガセット無しを発注の際:ボルトサイズ選定のため、フランジ厚下部取り付け部材厚を併せてお知らせください。

施工手順

①鋼球保護テープを剥がす

①鋼球保護テープを剥がす
CT鋼ガセットプレートへ埋設している鋼球保護テープを剥がす
鋼球が脱離していないか確認を行う

②仮組み

②仮組み
CT鋼ガセットプレートの片側にレボグリップセットを仮組みする

③レボグリップ仮セット

③レボグリップ仮セット
墨出し作業後、CTガセットプレートをH鋼フランジに挟み込み仮セットする
※片側から順に挟み込む

④QCナット一次締め

④QCナット一次締め
QCナットの一次締めを行う
※鋼球がH鋼フランジに軽く沈む程度に両側を均等に締め付ける

⑤QCナット二次締め

QCナット二次締め
二次締め(本締め)を行う
インパクトレンチでQCプラグがねじ切れるまで締め付ける(インパクトレンチ性能:締付けトルク220N・m以上必要)
※手締めよる締付けは危険を伴うため禁止(対辺寸法17mmの6角ソケットを使用)

⑥施工完了

⑥施工完了
H鋼フランジとCT鋼ガセットプレートの接合面に隙間が無い事を確認して完了

フィラープレートの調整方法

<重要> 必ず事前に設置対象のH鋼フランジの厚さを実測してください!

フィラープレートの調整方法

 

 

 

QCナット/トルク管理の見える化

  • QCナットは、ボルト締付けトルクを一定に保つトルシア型の品質管理ナット
  • 電動工具(インパクトレンチ)で一定トルクが加わるとプラグが自動で切断される
  • プラグの破断有無で、作業後の施工確認を目視で行える
QCナット/トルク管理の見える化

 

 

静的試験データ【塗装面試験データ】


塗装条件:さび止めペイント(JIS K 5674該当品の2回塗り)

静的試験データ【塗装面試験データ】
静的試験データ【塗装面試験データ】
  • レボグリップの実際の水平強度は、許容強度に対して十分な余裕あり
  • 鋼球支圧接合により、塗装面でも十分な強度を発揮

注意事項

  • 構成部品以外は使用しないでください
  • 施工手順以外の施工は行わないでください
  • 屋外や耐食性を求められる環境下では使用しないでください
  • インパクトレンチは220N・m以上の性能を有する製品を使用してください
  • 取付ける鋼材の塗膜厚さが150μm以上の場合はお問い合わせください ※許容強度が変わります
  • 耐火被覆部への取付は、設置部の被覆を除去してください
  • 設置部表面に汚れ・錆・スパッタ等の付着物がある場合は、予め除去してください
  • 設備耐震架台として使用する場合、CT鋼ガセットプレートとの接合は、M16-F10T高力ボルト接合としてください

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私たちEMFORTは、独自のノウハウと技術提案力でお客様のニーズにあった省力化工法や省人化商品をご提供いたします。

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